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第1回、新・湯治セミナーに行ってきて感じた「無限に広がる湯治」

チーム新・湯治の一員として、セミナーに参加してきました!

チーム 新・湯治とは、環境省が旗を振り、湯治に興味がある自治体、団体、企業、個人が集まった組織です。私がチーム員になれているくらいなので、湯治というワードに関心があれば、誰でもウェルカムなのだと思います。
詳しい概要はこちらをご覧ください↓

 

私がこのチームに参加した理由は、いろんな価値観の湯治があるなかで、他の人の湯治を聞くことで自分の湯治観をはっきりさせたかったのと、都市湯治の次のステップのため、湯治を掲げているお宿さんと知り合いたかったからです。

今回のテーマは「温泉地でのイマドキの湯治を考える」ということで、群馬、草津温泉、大分、別府鉄輪温泉、静岡、観音温泉のかたから、自身の取り組みをお話しいただきました。
何点か心に留まったことをピックアップしてご紹介しますね。

草津の強み、意志決定力

草津温泉のかたから「草津温泉に住んでいる人の9割が観光業従事者。そのため他の自治体と比べると地域ぐるみで観光業へ集中できる」という話がありました。温泉地は自治体ですから、観光以外にも様々な産業を生業としているかたがいるわけで、どれか一つに集中するのは難しいのが実情です。草津ではそれができる。このバックボーンが草津の強みなんだなと感じました。目標が一つ、やるべきことが見えている…強いですね。

湯治という言葉の「悪いイメージ」

湯治という言葉を屋号に盛り込むと、宿が古いといったマイナスイメージを持たれてしまう、というお話がありました。そういう宿があるのも個人的には事実だと思います。だからこそ湯治と名の付く活動をしている以上、考えながら広報していかなければいけないですね。
ちなみに現在はゆったりとした滞在ができる、建物に歴史がある、里山の料理があるなどなど、豪華絢爛なイメージではなく、ゆったりとした滞在ができる宿、というイメージでいるのがよいかと思います。
イメージと違う! っていうのはお客さんとしても旅館側からしてもつらいものですよね、湯治関係なく、みなさんよく調べてから旅先を決めるようにしましょう!

長期滞在してもらうための湯治

話を聞いていて、連泊をしてもらいたいという意味合いが湯治には強くあると感じました。もともと湯治は長期滞在したうえで保養療養をすることだったわけで、当然っちゃ当然のこと、ですよね。昔は長期滞在の必要があってしていた、今は長期滞在をしてほしくてコンテンツをつくっている。かつての湯治とは逆のことをしているわけです。何も悪いことはないです、ただどこかで無理が生じてもおかしくないのかなと。どうしたらいいのかわかったら苦労しませんよね。私自身、○○してもらうために何かをするときは注意しないとなと感じました。

休みがとれない…→ワーケイション

私達が湯治できない一番の理由は、滞在費がかさんでしまうことと、根本的に休みが取れないことです。これを解消するにはもっと世界規模で経済面がどうにかならないといけないわけですが、こればっかりは温泉地、自治体レベルでどうにかできることではないですね。
話をうかがっていて一番希望があるなと思ったのは「ワーケイション(work + vacasion)」。仕事として温泉地に長期滞在し、仕事するときは仕事をし、遊ぶときは遊ぶ、という滞在方法です。湯治? と言われると捉え方次第ですが、ぜひ一般的になってほしい考え方です。世の社長様方、ご検討ください!!

みんな湯治が何かなんてよくわからない!

湯治の定義づけ…よく「温泉に長期滞在して病気を治すこと」なんて言われます。間違いじゃありません。ただ誤解を与える表記だと思います。私は湯治が何なのかよくわからなくて、知りたいからこのチームにはいっているわけですが、今回お話いただいた3つの温泉で、それぞれ違うんです。そして「一泊で湯治と言えるのか」という話題になったとき「いままでにない湯治滞在を模索しているわけだから、それが新・湯治なんじゃないの?」という発言がありました。
結局、湯治かそうでないかは「湯治を掲げてうまくいった企画」なんでしょう。言い方悪くてすみません…それほど湯治という言葉はいま、多様化する可能性を秘めている、温泉の認識を変えうるもの、私はそのように理解して、期待をしています。

 

こんな感じでしょうか。総じて「方向として間違っていないらしい」という感覚、そして私と同じように湯治の裾野を広げる方がこれからも出てきて、無限に意味を持つ。そのなかからお客さんが自分に合った湯治を選び出す、そんな湯治が見えたような気がしました。

次回は2019年1月25日(金)。「温泉地をリフレッシュできる環境に再生する」をテーマにセミナーが開催されます!
興味のあるかたは参加を検討してみては?

 

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