忙しさでいっぱいいっぱいになっていませんか?
目先の忙しさに気をとられすぎると、本来の自分を見失い、不要なストレスや苛立ちを感じがちです。そんな時は忙しい日常から一旦距離を置き、解放された非日常で物事を考えたほうがうまくいったりするもの。
先人達はそれを温泉地という非日常で、「湯治」と名付けて実践してきました。忙しすぎる現代だからこそ、湯治という滞在方法は、よりよい日常を過ごすために、実は必要な時間なのです。
しかし、なかなか現代では湯治を実行するほど経済的、時間的余裕がありません。湯治の一部分を切り取り、都会で体験できるよう再構成したのが「都市湯治」。忙しさで忘れてしまった自分自身を取り戻す、「在るべき自分と出会う旅」です。
今回は川崎市と横浜市の境「フツーの住宅街・尻手矢向湯治町」が舞台。1日のんびり、湯治滞在を楽しみしましょう!
都市湯治の解説、過去の開催事例はこちらです↓
過ごしかた
湯治滞在は自由であることが基本です。湯治町内のお寺、最願寺の一画「めだか庵」を10:00〜22:00のあいだ開放しますので、そこを拠点に街を歩いたり、参加者同士で会話をしてみたり、境内でボケーっと空を眺めてみたり、商店にはいってみたり…ご自身の思うように行動し、普段考える余裕のないことを重点的に考えてみてください。
また、近隣の銭湯で湯治の極意である「湯我の境地」に至ることで、忙しすぎて普段考えることができない自分自身と出会いやすくなります。是非銭湯に行って、本来の自分と出会い、対話をしてみてください。湯我の境地についてはこちらをご覧ください↓
自由とはいえ、考えるきっかけがあったほうが効果的な時もあるでしょう。そこで都市湯治ではみなさんの深い思考を促すべく、自由参加のイベントも開催します。
※自由参加イベントのみの参加も可能です。詳しくはページ末尾「スポット参加プラン」をご覧ください
10:30 湯治町逍遥
尻手矢向湯治町は、明治から大正にかけてレンガの産地でした。そのゆかりの地を巡るまちあるきです。拾ったきっかけを自身の日常を見直すヒントにしてください。昼食を取る時間をとりますが、終わってから食べたい、食べたばかり、という人もいると思いますので、希望者のみに尻手名物「食べる工芸品」こと、老舗パン屋「コンガリアン」のパンをご用意する予定です(別途昼食代として500円いただきます)。ご希望の方は申し込み時にお伝えください。少雨決行です。定員は15名です。
今回まわる場所は以下のページで紹介しています↓
13:00 開店前銭湯見学+入浴
近隣の銭湯、冨士の湯に見学にうかがい、見学、解説をいただいたのち、店内で営業開始を待って入浴します。
湯治の極意である「湯我の境地」に至るには、発想のきっかけが非常に重要です。事前に銭湯の思いや歴史を頭に入れておくことで、日常を変えるきっかけが手に入る可能性が倍増します! また、見学中は普段撮影できない浴室の撮影が可能です。定員は20名です。
施設の紹介はこちらです↓
18:00 住職さんのご講和
会場である最願寺の住職さんからご講和をいただきます。生活の中で意識することのない、生きること、死ぬこと。仏教という側面から見直すことで、思考のきっかけになることでしょう。過去開催の様子を見ると、非常に人気の高いイベントです。定員は20名です。
19:00 懇親会
めだか庵にて懇親会を開催します。思考のきっかけを得るのに最も手っ取り早い方法、それは人の話を聞くことです。湯治というテーマで集まった人同士、会話の中で拾うものも多いことと思います!食事は各自持ち込みとなります。冷蔵庫がありますので、名前を書いてご利用ください。参加は強制ではありませんので、気になった場所があったらひとりで街に飲みに行ってもOKです。定員は20名程度です。
近隣のお店の情報はこちらをご確認ください↓
1日の流れは以下のようになります。
10:00 開場
10:30 【自由参加】湯治町逍遥
13:00 【自由参加】冨士の湯にて銭湯開店前見学+入浴
18:00 【自由参加】最願寺本堂にて住職さんのご講和
19:00 【自由参加】最願寺めだか庵にて懇親会
22:00 完全撤収
※開場と撤収以外は全て自由です。自由参加イベントは参加するものを選んで、自分の時間をしっかりつくることをお勧めします。
日時
2019年10月12日(土)
開催場所
尻手矢向湯治町、最願寺
山門をくぐってすぐ右手のめだか庵にて受付をおこないます。
受付後、名札をお渡しします。付けるかどうかはお任せしますので、コミュニケーションのきっかけとしてください。
最願寺のアクセスはこちら↓
神奈川県横浜市鶴見区矢向
(JR南武線尻手駅から徒歩8分)
参加費
1日滞在で3,000円となります。受付時にお支払いをお願いいたします。
・各自由参加イベントに無料で参加可能
・休憩スペース、めだか庵に自由に入場可能
・めだか庵の飲み物、お菓子はご自由に召し上がってください
・神奈川県の銭湯で使える入浴券1枚付き
参加方法
ページ末尾のフォームから応募ください。主催者からの連絡をもって応募確定となります。
1日滞在プランは20名を定員とします。キャンセル待ちが発生した場合、受付順での先着になります。自由参加イベントの参加表明もこのタイミングでお願いします。
申し込みは食べ物等の準備のため、10月5日(土)で一旦締めきります。
スポット参加プラン
1日滞在する時間がないけど、自由参加のイベントに参加してみたい。
そんなかたのために、部分参加のプランをご用意しました。
①湯治町逍遥
最願寺に10:30に集合してください。銭湯見学にそのままジョイントする形になりますので、解散場所は13:00に冨士の湯となります。別途500円で昼食をご用意できます。定員は15名、参加費は2,000円になります。
②開店前銭湯見学+入浴
冨士の湯前に13:00に集合してください。入浴後、各自現地解散となります。参加費に入浴料金を含みます。定員は20名、参加費は1,000円です。
アクセスはこちらです↓
③懇親会
最願寺の「めだか庵」に集合してください。開始は19:00より、入場は18:30からとさせていただきます。会場に用意があるのは基本ソフトドリンク、お菓子のみです。食べ物、お酒はお持ち込みください。定員は20名程度、参加費は1,500円です。
※懇親会に関しては、1日滞在プランのかたを優先してご案内します。そちらで定員が埋まりそうな場合はキャンセル待ち扱いとし、一週間前の10月5日(土)に確定してご連絡いたします。
注意事項
1日滞在プラン
・住職さんのご講和は、お仕事の都合により中止になる可能性があります。
・人数上限は20名を想定しています。キャンセル待ちが発生する可能性をご了承ください。
・自由参加イベントは人数を把握するため、事前に申し込みをお願いします。定員を超えていなければ、当日でも参加できます。逆に、一日滞在プランのかたでもスポット滞在のかたで定員が埋まり、参加できない可能性もご了承ください。
・ご来場時間は自由ですが、遅めのご来場、早めのご退場でも参加費は一律となります。
・めだか庵には包丁、電気ポッド、冷蔵庫はありますが、電子レンジがありません。
スポット参加プラン
・基本的に、めだか庵への入場はできません。入場を希望する場合、人数に空きがあれば途中からでも1日滞在プランに切り替えることができます。
全体を通しての注意事項
・飲酒してからの入浴は厳禁です。
・営業している銭湯の脱衣場、浴室での撮影は厳禁です。
・当日、最願寺はお寺としての営業をおこなっています。他の参拝者の迷惑にならないようにお気を付けください。
・昼食は各自とってください。湯治町逍遥参加のかたは別途料金でご用意しますが、内容は変更になる可能性があります。
・保険等は加入しませんので、物損、怪我等にご注意ください。こちらでは責任を負いかねます。
・自然災害等で、やむなく中止になる可能性があります、ご了承ください
みなさんが何かを日常に拾って帰ることができるよう、サポートさせていただきます!
当日お会いするのを楽しみにしております。
参加申込は下記のフォームからお願いします↓
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