10月12日(土)に開催される湯治町逍遥…
いったいなんなのか、まちあるきということしかわからない!
ということで、訪れるポイントをご紹介いたします。
①最願寺本堂
まず最初の煉瓦ゆかりの地は集合場所である最願寺です。
本堂の建立は大正時代のことで、その土台に矢向産の煉瓦が使われています。
第二京浜道路から東は第二次世界大戦の空襲により多くの建物が焼けましたが、最願寺は戦火を逃れ、実際に使用されているものを見ることができるのです…!
煉瓦は製造の過程で刻印を押すのですが、最願寺の煉瓦には刻印があるものもあるらしいです。らしい、というのも、下見の段階では見つけることはできませんでした。是非当日その刻印を探してみてください。
また、まちへ出る前に、煉瓦の製造方法など基礎知識を座学にてお話させていただきます。
②良忠寺の碑
次に向かうのは最願寺のすぐ裏のお寺、良忠寺。ここにはいくつかあった煉瓦製造工場の一つ「山本煉瓦工場」の碑があります。
煉瓦工場の碑が寺にある、その時点で疑問じゃないですか? またその内容もなぜ?と思わせる内容なんです。碑が残された理由をみんなで考えてみましょう。
③矢向第一陸橋
尻手矢向湯治町には高層の建物がありません。この矢向第一陸橋からの眺めが素晴らしいのはさることながら、橋の下を横須賀線が通過していく、撮り鉄にはたまらないスポットとなっております!
また、ここを境にまちの様子がガラッと変わることも、まち歩きのうえではポイントです。
登った先に何もない、謎の階段もインスタ映えスポットです。
④矢向一丁目公園
今回の湯治町逍遥の目的地です。春には桜が咲き、お花見スポットとしてにぎわいますが、10月は特に何もない、だだっ広い公園です。ここは良忠寺の碑に書かれていた「山本煉瓦工場」と深い縁のある場所なのです。その縁はこの公園にある碑で確認することができます。
⑤鶴見川
神奈川県を代表する1級河川、鶴見川。かつては暴れ川として氾濫を繰り返したそうですが、いまではバッチリ整備されて穏やかな表情を見せています。煉瓦とまったく関係がなさそうですが、鶴見川がなければ矢向の煉瓦は存在しないくらい、重要な意味があります。穏やかな川を眺めながら、その理由を考えてみましょう。
⑥新鶴見公園
鶴見区のちびっこ憧れのデカ公園です。こちらで一旦休憩となります。手に入れた情報と、自分の考えを整理しましょう。昼食を希望されたかたはここで昼食となります。
昼食は尻手名物(?)、「食べる工芸品」ことコンガリアンのパンです。
左から時計回りに
・生地をちぎって焼いただけ!? クッキーみたいな「ロックケーキ」
・コンビーフがはいった「イタリアン」
・白身魚のフライがドーン「フィッシュフライ」
・和風餡のような甘み強めな「クリームパン」
個人的にクリームパンがツボでしたね、いろんな種類がありますので、当日何が振る舞われるかはお楽しみ!
⑦冨士の湯
最後のポイントは温泉銭湯、冨士の湯です。
見た感じでお分かりかと思いますが、煉瓦です(笑) この見た目もそうですが、実は煉瓦製造と入浴にも関係があったようなのです。
ご紹介したところ以外にも、尻手矢向湯治町らしい町並みを紹介してまいります!
交通量が多いところ、道幅が狭いところもありますので、各自怪我、物損に注意しながら楽しみましょう!
※少雨決行ですが、雨の場合は新鶴見公園の昼食を最願寺に戻って食べることになります。
湯治町逍遥は冨士の湯の前でおしまい。そのあとは冨士の湯開店前見学が始まります。
一日滞在プランのかたはそのまま無料で銭湯見学に参加できますが、スポット参加で湯治町逍遥に参加されているかたが銭湯見学に参加する場合、別途料金が必要になります。詳細、参加希望は詳細ページでご確認ください!
煉瓦の歴史を知ったうえでの入浴、きっと日常を少し変える閃きを拾えることと思います。
ぜひ参加をご検討ください! 定員は15名となっております!
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