2018年7月7日(土)、横浜市鶴見区矢向のお寺、最願寺の一画を借りて、都市湯治のイベントを開催しました! その様子をレポートします。
10:00 開場
今回は雨の予報でしたので、外出しなくても楽しめるよう、私が持っている湯治に関わる本を持ち込み、「湯治文庫」を開設。ドイツ、アイスランドの温泉の冊子や、温泉地に関する論文などをご用意しました!結局雨は降りませんでしたが、興味深く読んでくださった方もいらっしゃり、用意した甲斐がありました。継続していきたいですね!
11:00 住職さんの説法
最願寺の住職さんから説法をいただきました。この時間が毎回好評で、「気づきがあった」「お寺が身近なものに感じた」「お話を聞かなければ知ることがなかった」といった声をいただいています。
今回は本堂の秘密についてお話をいただきました。そのひとつが住職さんの背後にあるすだれのようなものの秘密です。他にも仏様の姿勢の秘密、本堂の音響の秘密など、ここでお話を聞かなければ生涯知ることのない内容ばかりでした!
お昼ごはん
住職さんの説法終了後は、昼食をとってきたかたは参加者同士おしゃべりをしたり、散策をしたり、湯治場っぽい時間を過ごされていました。昼食をとっていないグループが出かけたのはこちら↓
尻手にこんな名店が…!行ってみたけれど行列ができていて、この後の銭湯見学に間に合わなくなるため断念して戻ってきていました。
このエリア、掘り下げれば掘り下げるほど面白いものが出てきそうだ…!
13:00 銭湯見学
今回うかがった銭湯は前回同様「冨士の湯」さん。開店前の忙しい時間にも関わらず、質問にもお答えくださいました!
二つの浴室が異なるつくりになっているので、営業前に両方見られるのは貴重です! この後は一度お寺に戻り、各銭湯の開店時間を待って、皆さんお風呂に行かれたようです。
18:00 飲み会
前回はこの時間から懇親会として時間を区切っていましたが、今回はこの時間まで残っている参加者が少ないこともあり、時間を区切らずに開催しました。20代〜50代までがバランスよく揃っていたので、ジェネレーションギャップの話を中心に(笑)、宴会というよりも、それぞれの意見に耳を傾けあう、深〜い飲み会となりました!「自分自身を見つめ直す」という点では、この時間が最も都市湯治的な時間でした。
その他、今回の特徴
スタッフさんの起用
前回は完全に私の親族だけで企画を運営しましたが、私が会場にいられない時間をサポートしてもらうために、今回は温泉好きな学生スタッフさんに来てもらいました。一日お疲れ様でした!この企画は説明が難しく、若い人ほど理解しづらいと思っていたのですが、よく理解してくれ、また来たいと言ってくれたのは非常に嬉しかったです!温泉、湯治、共に詳しいので、次回以降会う機会がありましたら、ぜひ色々と話して見てください!
若大将の登場
私と女将の子、若大将が初参加となりました!(本人としては連れてこられた感が強いのでしょうけども(笑))
子供って成長が早いですよね。次回参加された時にこの子が大きくなっていると「自分はこの期間でどれだけ成長したかなぁ」と考えるきっかけになったらいいなと思い、連れて来ています。是非この都市湯治という企画と共に、この子のことも我が子のように、成長を見守っていただけると嬉しく思います!
参加者さんのブログ
ご参加いただいた草栁さんが感想を書いてくださいました! 「自分自身と向き合う」というなかなか実行しづらいテーマのなか、非常に嬉しい体験レポとなっております! ありがとうございます!
次回予告
しばらくはこの「尻手・矢向湯治郷」を離れる予定です。場所は未定ですが、東京都大田エリア、もしくは山梨や千葉といった「都市郊外湯治」も検討しています。日程は9月の土曜日になる予定です。ご参加をお待ちしております!
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