梅屋敷湯治町

【梅屋敷湯治町の食事処】自家焙煎コーヒーを美濃焼で!本格カフェ「きりん珈琲」誕生!

2019年10月10日…梅屋敷湯治町にカフェがオープンしました! きりん珈琲です。
梅屋敷駅から西方面、東邦医大通りを越えるとカフェ利用ができるお店はほぼありません。地元のかたにとっても新たな憩いの場となっているようですね。
都市湯治を手伝ってくれている東大温泉サークルOKRメンバーに行ってきてもらいました!

 

梅屋敷駅の改札を出てひたすら左、バス通りの東邦医大通りを越えると、梅屋敷駅周辺と比べると少し静かなエリアになります。少し喧騒から離れたい…そんなかたに向いたこのエリアに、2019年、カフェがオープンしました。落ち着いた色合いが特徴のきりん珈琲です。

 

店内はこんな感じ。奥に伸びてプライベートが保たれています。

店頭に入るとまず特徴的な形の焙煎機が目につく。ここではお客さんの好みに合わせてオーダーメイドで珈琲豆の焙煎をお願いできる。20分ほどかかる。

 

いろんな種類(私が行ったときは16種類が売られていた)の珈琲豆が取り揃えられている。期間限定のものもあった。豆だけでなく煎り方でも味が変わり、様々な味を生み出せるのだそう。珈琲に詳しくなくても、飲んでみたらあぁ美味しいな、みたいな肩肘張らない感じで楽しめたらいいと思う、とおっしゃっていた。

店頭で焙煎可能で、様々なコーヒーを扱う…なかなか本格的なカフェが梅屋敷にやってきたぞ…!

 

奥にはテーブル席も。

お店のキャパは、カウンター5人、はいってすぐのところに3人、机に6人、全部で14人は入れる。

 

ブレンドは2杯でも3杯でも飲める味を目指しており、実際バランスが良くてのみやすい。実際に何杯でもいけそうな飽きの来ない味。

様々なコーヒーを取り扱うなかで、お店独自の味を追求するというよりは、お客さんに通ってもらえるような、地元に根差したお店を目指した味の選択なのでしょうか。コーヒー以外に、「お花茶」なんて素敵なドリンクも!

 

器はいろんな色や形のものがあって、カウンターの棚に並べられている。見ていて楽しい。これらの器はオーナーさんの故郷、岐阜で作られた「美濃焼」らしい。

器の選び方は人それぞれですが、「オーナーの故郷」という理由はどこか、コーヒーの味を優しく、まろやかにしてくれるような……気がしませんか? オーナーさんの腕と美濃焼職人が生んだ一杯が、梅屋敷の味となる、感慨深い…! そしていろんなところにきりんいる…!

 

ランチメニューはこちら。
カフェで白もつ煮丼……!? そしてコーヒーで炊いたお米とは……!?
コーヒーとの相性いかに。

 

辛すぎない、けれどスパイスのきいたルー。固めの炊きあがりのご飯。珈琲で炊いてある(珈琲通では有名な調理法、芸能人の誰かが紹介して話題に)。ごろごろの肉、満足感がすごい。福神漬けのオレンジが鮮やか。キリンをイメージしているとか。イタリアンパセリがいいアクセント(最初パクチーだと思った)。

今回はカレーをチョイス。コーヒーで炊くのは有名な調理法なんですね。とても食べごたえがありそうな大きくカットした具材、そしてどんな味になるのか想像がつかないコーヒーライスとイタリアンパセリ、コーヒーとの相性。行かないといけない理由だらけとなりました。

 

カフェといえばのモーニングも完備。

厚焼たまごサンドは、分厚いフカフカの卵焼きを使用。秘密の茶色いソースがポイントらしい。お客さんにはこのソースが何でできているかよく聞かれるが、企業秘密とのこと。

チーズ、明太子のトッピングも可能だそうです! ほかにも、甘党には4種類のあんこを使用したあずきトースト、塩味がほしいかたには明太じゃがバタトーストをご用意。

とてもフレンドリーなオーナーさん。地元の常連客の方が入れ替わりで何組かいらっしゃっていて、普段からいろいろと会話しているのがうかがえた。

湯治において、地元のかたとの関わり合いはとても重要なこと。空白の時間や、湯あがりに喉の渇きを感じたら、きりん珈琲に足を運んでみてはいかがでしょう?

取材…東大温泉サークルOKR、野坂

きりん珈琲
住所:東京都大田区大森西7-7-20
営業時間:平日…7:00~20:00、土日祝日…8:30~20:00
定休日:月曜、年末年始

 

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